私たちの農園のある長野県塩尻市は松本市の南隣に位置し、奈良井川の河岸段丘にあり、地下水位が低いために明治時代よりぶどう栽培が盛んです。
日照時間が長く昼夜の寒暖の差が大きいので、着色が良く糖度の高いぶどうができます。また標高約700mという冷涼な気候ゆえそのぶどうは香りをよく残しています。現在ワインの生産地としても注目されています。
関東あたりではぶどうは山梨で、長野県というとリンゴをイメージされるかと思います。ところが長野県はぶどうの生産量も全国で山梨に次いで2位と、極めてぶどう栽培の盛んな地域です。
園主は2004年より長野県の新規就農里親研修制度を利用し、Iターンとしてこの地で栽培を始め、現在約2ヘクタールのぶどう畑を経営しています。 (詳しいプロフィールは園主プロフィールのページへ。)
当農園では除草剤を使用せず草生栽培を行っています。農薬も殺虫剤の使用を極力少なくして栽培することを心がけています。
肥料は有機肥料を施用しています。
ブドウの地上部(幹、枝)と地下部(根)のバランスをとるため徒長させずゆっくりと生育させ、草と競合し根を深くはらせることでコクのある美味しいぶどうをつくることを目指しています。
またそのように栽培することで健全なブドウを育て、結果的に減農薬に繋げられると考えています。
ぶどうは十分糖度がのってから収穫します。つまり適期に収穫することを心がけています。
収穫はぶどうがまだ冷たい早朝に行います。収穫当日に発送いたしますので鮮度を保ったまま皆様のもとにお届けすることができます。
ぜひ穫れたて新鮮で美味しいぶどうをお召し上がりください。また大切な人への贈り物にもご利用ください。
当農園は、東に高ボッチ山、東南に八ヶ岳、北西に北アルプスの穂高岳、常念岳、後立山連峰を望む場所にあります。後立山連峰は爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳から天気の良い日には白馬岳まで確認できます。山好きには絶好のロケーションといえるかも知れません。また高ボッチでは8月に草競馬が催され夏の風物詩となっています。
穂高連峰 後立山連峰当農園のある場所は桔梗ヶ原と呼ばれ、奈良井川の河岸段丘最上段にあたり、明治になるまでは草深い原野だったといわれています。その昔ここには玄蕃乃丞(ゲンバノジョウ)と呼ばれるイタズラ好きの狐の親分が住んでいて、人々を騙したという民話が残っています。
信州というとそばを思い浮かべるかと思いますが、市内にもうまいそば屋がいくつもあります。
国道19号を木曽方面に向かうとそば切り発祥の地である本山があり、さらにその先には木曽漆器の平沢と、宿場の町並みを良く残している奈良井宿があります。奈良井宿を歩くと統一感のある日本建築の美しさを再認識させられます。
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